提携国紹介

協同組合信は、豊富な経験と人脈を生かし、バリエーション豊かな機関と提携しています。

ここでは、国別にご紹介させていただきます。

正式名称:中華人民共和国

人口:約14.5億人(2019年中国統計局)

首都:北京

宗教:仏教・イスラム教・キリスト教など

1人当たりGDP:9,580ドル(2018年IMF。日本の約4分の1)

経済成長率:6.1%(2019年中国統計局)

通貨:人民元

国土は日本の約26倍、人口は約11倍の中国。多種多様な多民族国家であり、縦にも横にも大きな国です。30階建て以上の高層ビルが2,000本以上もある上海市(ニューヨーク10個分)のような大都会もあれば、家族で農業を営んでやっと月1万円稼げるかどうかという地域もあるというのが実情です。

信では、介護・看護人材は湖南省と四川省の周辺地域の教育機関と提携して確保しています。そして日系企業が多く進出する上海市を中心とした長江デルタ地域にある江蘇省の送出し機関と提携し、組合員の中国進出を支援する体制を取っています。

また、介護以外の場合は湖南省・四川省だけでなく山東省にも募集基地を設けています。
山東省は2008年以降、中国の中で最も多くの実習生を輩出した地域です。

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ここでは、注目が集まる介護に焦点を当ててみましょう。

中国の高齢化率はすでに15%に迫っています(2020年12.7%。独立行政法人労働政策研究・研修機構)。これは、バブル経済に沸いていた1990年代の日本と同じ水準です。日本では介護保険に関する法律が1997年に国会で成立、2000年にスタートしましたが、中国でも力強い経済発展の歩みの中で、日本同様高齢化社会への対策が進んでいます。

具体的には、経済発展が進み、かつ高齢化が顕著な沿岸部では日本の資格制度(初任者研修・実務者研修・介護福祉士)のような資格制度が設けられ、看護とは区別しています。ただ、まだまだ試験的な意味合いが強く、中国全土で実施されているわけではありません。そこで、わたしたち信では、介護課程を包含する看護課程を持つ教育機関と提携して介護実習生の募集に当たっています。

【提携教育機関紹介①】

岳陽職業技術学院(湖南省岳陽市)

主な実績:徳洲会(看護師)、葵会(看護師)

 

大学で、実際に老人ホームを経営しています。学生はスタッフに交じって業務にあたり、実習を受けます。

 

 

「国際看護科」では、看護課程を学びながら英語・ドイツ語などの習得に当たります。日本語を選択する学生も多く、写真は2017年9月に現地で開催した説明会の模様です。すでに多くの学生が、N3・4レベルに達していました。

 

人体の標本です。高度な教育を実施する環境が整っています。

このような教育機関(大学・専門学校)とたくさん提携して優秀な中国人看護学生を確保できるのは、優秀なコーディネーターがいるからです。

中国教育服務中心長沙分公司

常務副総経理 彭 冰 氏

彭さんはトヨタグループに中国人実習生を送り出してきたノウハウをもとに、数年前から湖南省などの看護大学・専門学校と提携を進め、日本語集中コースと日本式マナー講習を実施します。彭氏はこの手法で、中国人看護師をアメリカ・日本に送り出しています。日本では徳洲会や葵会と言った大手病院に実績を有しています。

信では彭氏と提携し、中国人看護師や介護士を、N3・N2・N1に育成してから組合員のもとへとご紹介しています。

中国の介護技能実習候補者たちは高い日本語能力、専門性の高い教育を受けている点、先輩たちが日本の大手病院で大勢正看護師として医療現場で活躍していることから、介護技能実習で終わらずに、正看護師まで育成しようという実施者にお勧めです。

正式名称:バングラデシュ共和国

人口:約1.62億人(2017年バングラデシュ統計局)

首都:ダッカ

宗教:イスラム教(88.4%)、その他

1人当たりGDP:1,538ドル(2017年バングラデシュ統計局。日本の約25分の1)

経済成長率:5.92%(2016年バングラデシュ中央銀行)

通貨:タカ

日本の4割程度の国土に、1億6,000万人以上もの人口を抱えるバングラデシュ。

イギリスから独立する際に苦労し、インドからパキスタンとして独立する際に更に苦労し、その上で東パキスタンからバングラデシュとしてやっとの思いで独立しました。近代国家の中で最も苦労して独立した国家の1つと言えるでしょう。その代償として、バングラデシュは長く貧困に苦しんできました。

しかし近年、年5%前後の経済成長を続けており、ユニクロに代表される日本からの進出も盛んになって来ました。信では、名誉顧問であるA.G.マムードや仙台イスラム文化センターの責任役員でもある理事の宝財院の人脈で、バングラデシュを代表する私立大学や看護短期大学と提携して、バングラデシュ看護師を介護実習生として確保しています。

介護以外では、主に建設会社と提携し、実習生を確保しています。

◇バングラデシュについて更に詳しい情報が欲しい方はこちら☞

中国と同じように、介護に注目してみましょう。

バングラデシュでは、まだ介護という分野は未発達です。介護保険制度や介護資格制度はありません。看護の一環としてとらえられています。高齢化率は5.08%(2016年)とまだまだ低い水準ですが、しかし他のアジア諸国同様、日本以上のスピードで高齢化が進むことは確実と言われています。2017年8月に、APEC議長国ベトナムがホーチミンで開催した高齢化に関するミーティングでは、バングラデシュの国会議員が日本に対して、「日本が唱えるアジア健康構想は素晴らしい。ぜひバングラデシュの人材を受け入れて、介護技術を教えて欲しい」と訴えたのは記憶に新しいところです。

【提携教育機関紹介②】

マナラート・ダッカ国際大学(ダッカ)

主な実績:インド、ドバイへの送出し

技能実習を希望する看護学生たち。写真手前右が宝財院理事。

 

タゴール記念館と11人の勇士を記念した、バングラデシュ独立記念公園。

正式名称:インドネシア共和国

人口:約2.55億人(2015年インドネシア政府統計)

首都:ジャカルタ

宗教:イスラム教(87.21%)・キリスト教9.87%・その他

1人当たりGDP:3,605ドル(2016年インドネシア政府統計。日本の約10分の1)

経済成長率:5.0%(2016年インドネシア政府統計)

通貨:ルピア

世界最大のイスラム国家であるインドネシア。
実は2,000万人以上のキリスト教徒がいたり、また言葉が全く違う民族がたくさんいたりと、まさに多文化共生社会の先進国です。

日本との人的交流も深く、毎年約5,000人もの実習生が、インドネシアから来ています。
日本最大手の受入れ団体であるアイムジャパンも、インドネシアからの受入れを推進して来ました。
漁業、水産加工業、農業、製造業と広い分野で受け入れられて活躍しています。

◇インドネシアについて更に詳しい情報が欲しい方はこちら☞ 

介護という観点からインドネシアを考えた時、忘れてはならないのはEPA(経済連携協定)です。

EPAとはFTA(自由貿易協定)の発展形で、モノだけでなくヒトの流れについて二国間で取り決めたものです。日本はインドネシア・フィリピン・ベトナムの3ヵ国から、看護分野(最長3年)と介護分野(最長4年)で受入れてきました。
その中でもインドネシアからの受入れが最も多く、平成20年から27年までに966人が日本の介護現場で活躍して来ました。

介護福祉士合格率を見ても、フィリピンが平成24年30.4%、平成25年29.6%、平成26年34.8%に対してインドネシアは平成24年46.7%、平成25年43.0%、平成26年55.3%と優秀な実績を収めています(ベトナムは平成27年から受入れ開始のためデータなし)。

信では、私立大学の雄であるワヒド・ハシム大学と包括的な協定を結び、看護課程に学ぶ学生を介護実習生として確保しています。また、2018年1月に公布・施行された省令によりEPA介護士の介護実習が認められましたので、インドネシアEPA介護士の受入れも実施しています。

【提携教育機関紹介③】

ワヒド・ハシム大学(中部ジャワ・スマラン)

主な実績:EPA介護士として多数ほか
 

 

 

 

技能実習説明会に集った看護学生たち。
(上6枚 ワヒド・ハシム大学 下2枚 系列専門学校)